パラキートのパラスポーツ日記

障害者サッカー中心のブログです。アンプティサッカー、電動車椅子サッカー、ブラインドサッカー、CP(脳性麻痺)サッカー、デフ(聴覚障害者)サッカー、ソーシャルフットボール(精神障害者サッカー)、知的障害者サッカーなど。そのほかのパラスポーツも紹介していきます!

【パラキートが行く!クラブ探訪④】AFCバンブルビー千葉


夕暮れに ボールと戯る バンブルビー

9月某日。千葉県内のとあるグラウンドに、パラキートは立っていました。千葉県を拠点に活動しているアンプティサッカーチーム、AFCバンブルビー千葉の練習にお邪魔するためです。
高台にあるサッカー専用グラウンドは見晴らしもよく、涼しい風が抜けていきます。夏の猛暑も落ち着きつつあり、秋の空気をほんの少し感じる、そんな夕暮れ時でした。
(今回は写真、多めです)

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この日参加したメンバーは総勢7名。AFCバンブルビー千葉からは根本大悟選手、前澤寛選手、後藤太一選手、GK奈良優選手。アシルスフィーダ北海道から松田倫知選手、FC九州バイラオールからは上中進太郎選手。そして遅れての合流はAFCバンブルビー千葉のGK伊藤力選手。若き指揮官、右馬之紀監督(右)の指導のもと、練習が始まります。

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AFCバンブルビー千葉は2014年に発足。以来3年間は、都合が合わないなどメンバーがなかなか揃わず、アシルスフィーダ北海道、FC1TOPとの合同チームとして主要大会に出場するのが常となっていました。

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そして11月11日、12日に開催されるアンプティサッカー日本選手権でついに単独出場が実現。この日は単独出場が正式に決まった後の練習とあって、熱のこもった4時間となりました。
ちなみに「バンブルビー」とはマルハナバチのことで、チームカラーも蜂の警戒色の黄、黒、赤になっています。

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AFCバンブルビー千葉の代表&キャプテン、根本大悟選手。試合中の鬼軍曹のようなイメージは影を潜め、にこやか&穏やか。しかし間近でプレイを見るとそのその存在感は素晴らしいです。

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レオピン杯ではFCアウボラーダのエンヒッキ選手やFC九州バイラオールの萱島選手など、名だたるアタッカーからの怒涛の攻撃を潰しまくった後藤選手。物静かな中に闘志が宿ります。そしてデカイ。

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軽快なステップを踏む前澤寛選手。選手として2年ほどが経過しましたが、チームの中でも日々その重要度が増しつつあります。単独出場の今回、その重責はさらに増すことでしょう。

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AFCバンブルビー千葉のゴールマウスを守るGK奈良優選手。試合の中で絶えず選手を鼓舞し、士気を高めていた姿が印象的でした。趣味のサーフィンで鍛えた身体でシュートを防ぎます。

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そして、GK伊藤力選手。サッカーの練習は半年以上ぶりでしたが、ブランクを感じさせない軽快な動きを見せていました。パラキート、実はフットサルで以前一度手合わせいただいたことがありましたが、ゴールを奪うことはできませんでした。

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アシルスフィーダ北海道からは松田倫知選手。レオピン杯では初日に足を痛め、2日目はピッチ外から試合を見守りました。AFCバンブルビー千葉のユニフォームを着てプレイするのはそのときが最後になりましたが、新しい合同チームでの活躍に期待です。

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そしてFC九州バイラオールから上中進太郎選手。関東在住のため、チーム練習にはなかなか参加できないんだとか。AFCバンブルビー千葉他、FCアウボラーダの練習にも参加させていただいているそう。松田選手もですが、単身赴任や遠隔地組の選手も結構いるんですね。この日はご子息も参加していました。

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そしてチームをまとめる若き指揮官、右馬ノ紀(うまのはじめ)監督。穏やかな雰囲気ですが、試合中は鬼気迫る表情で指示を飛ばす、AFCバンブルビー千葉の要です。

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基礎練も 遊びに変える バンブルビー

柔軟体操、軽いランニングを終え、この日はパス練習から。対面パス、浮き球でのパス&トラップ。さすが足慣れている選手たち。パラキートも横で体験させていただきましたが、力の入り方が悪すぎて足を痛めるというとてもカッコ悪いことになりました。
次はカラーコーンを使った反復運動。選手同士が向かい合わせになり、同じ動作を繰り返していきます。これもまたきつい。一セットやらせてもらいましたが、寄る年波を感じる結果になりました…。

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写真並べると牧歌的ですごく楽しそうですが、これ、結構キツイんです。クラッチで体を支えつつ前後左右に素早く動く。しかも相手選手と同じか、左右対称の動きをしなくてはならないので頭も使います。パラキートは腕がもげるかと思いました。

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守備でマンマークするのに近い練習ですね。涼しい顔をしてこなしていく選手たち。さすが、鍛え上げられた選手たちは違うんだなあ…と感心していると……おや………。

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対人は 武闘派揃いの バンブルビー

日もとっぷり暮れ、FC九州バイラオールの上中選手らも合流。ここからは攻守に分かれての1対1の練習。

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狭いスペースの中で、相手を抜き去りゴールを決める。アンプティサッカーの場合、身体全体を使って駆け引きをするため、立位サッカーのように完全に抜き去る感じよりもフィジカルコンタクトが多くなります。

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初速の瞬発力が勝負のカギを握ります。重心を落とし、ぐんっと伸び上がるように相手の脇を抜ける。足元でちょこちょこボールでフェイントをを入れるだけではなかなか抜ききれません。

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スピードで抜き去るか、身体を上手く入れるか、体格やプレイスタイルによって変わりす。この日は重量級の後藤選手、スピードの松田選手、テクニックの根本選手という風にタイプの異なる選手ばかりなので、それぞれのマッチアップも興味深く拝見させていただきました。

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根本選手はどのタイミング、どの方向に抜けていくかが予測しにくい感じ。

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松田選手は初速の瞬発力で振り切る感じか?

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1対1の駆け引きは見ごたえも十分。スタジアムの照明がいい雰囲気を醸し出し、なんともフォトジェニックな光景となりました。

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一方こちら、真面目に練習しなさいよの図(嘘ですちゃんと練習してました)。

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男前 灯に照らさる バンブルビー  

選手の周囲だけに灯った照明に照らし出されながら、右馬ノ監督の熱心な指導が続きます。

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闇に映し出される選手たちの姿は、少し幻想的。そういえば日本選手権初日はナイターの試合もありそう。どんな雰囲気の試合になるのかすこし気になりました。

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最後に4人ずつに分かれての紅白戦。 終始笑い声の絶えない、和やかな雰囲気でゲームが進んでいきました。伊藤選手も気迫のプレイを見せ、手応えは十分な様子。

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激しいマッチアップも。大会ではさらにヒートアップした、大迫力のシーンが見られるはずです。

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静まり返った競技場に、大きな笑い声をあげながらボールと戯れるように跳ね回るバンブルビー達。他チームのメンバーもしがらみなど全く感じさせない、日本のアンプティサッカー界特有の選手同士の仲の良さ、助け合いの精神を感じました。

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11月11新居から行われるアンプティサッカー日本選手権。AFCバンブルビー千葉の初戦は、ガネーシャ静岡AFC&TSA FCの合同チーム①との対戦。どんな戦いが見られるのか、注目の一戦です。

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選手・スタッフのみなさま、ありがとうございました!
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練習見学は要ご連絡の上、お越しください。障害の有無を問わずどなたでも参加できる、クラッチを使った体験会も体験会も随時行っています。
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AFC BumbleBee千葉(千葉県) | 日本アンプティサッカー協会

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(了) 

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