パラキートのパラスポーツ日記

障害者サッカー中心のブログです。アンプティ、電動車椅子、ブラインド、CP(脳性麻痺)、デフ(聴覚障害者)、ソーシャル(精神障害者サッカー)、知的障害者など。そのほかパラスポーツもご紹介!

【告知】ソーシャルフットボール(精神障がい者フットサル)関東大会2018迫る!

 

関東の覇者を決める大会、いよいよ開催間近に!

ソーシャルフットボール関東大会まで、いよいよあと2週間に迫ってきました。昨年は全国大会の予選会も兼ねており、愛媛への2枠の切符を巡る熾烈な戦いになりましたが、今年の全国大会は地域選抜方式になるため各チームにとってはシンプルに「関東の頂点」を決める大会になります。
今大会は6チームによって争われ、3チームずつの予選リーグ&決勝トーナメント方式になります。

出場チームは以下の通り。

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埼 玉 埼玉CAMPIONE

千 葉 Espacio

千 葉 AC LUNA

東 京 BOSCO NEXT

東 京 オレンジソックス

神奈川 FC PORT

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前回大会から1年が経ち、各チームの選手構成などは大きく変わっています。昨年大会での対戦データはほぼ参考にならないと言っていいでしょう。

関東の強豪集結。個性の異なる6つのチームそれぞれの顔ぶれ

埼玉県代表 埼玉CAMPIONE
今年度、設立10周年を契機に埼玉県ソーシャルフットボール協会(SSFA)に改称し、新しい時代を歩み始めた埼玉県。チームも「新生・埼玉CAMPIONE」として新たな気持ちで大会に臨みます。
埼玉CAMPIONEは、埼玉県下で活動するソーシャルフットボールチームのなかから、精鋭を集め結成された選抜チームです。個人レベルでの競争をくぐり抜けてきた選手が揃います。チームのベースは埼玉県精神障がい者リーグ「Sリーグ」で優勝した「FREM FC」。プレ大会となった「さるさぽカップin埼玉」では準決勝でEspacioを苦戦させました。久しぶりのホーム開催となった今大会、地元優勝に向けて視界は良好です。 

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千葉県代表 Espacio
昨年全国大会で優勝を果たし、日本一の称号を手に入れた、ソーシャルフットボール界の王者。日本代表選手を4名擁し、また日本代表経験者も2名所属。千葉予選大会「コルツァカップ」、昨年末開催の「スカンビオカップ」と「ぽるとカップ」を制覇するなど、その勢いは衰えることを知りません。
もともと安定感には定評のあるチームに攻撃力が加わり、ますます手のつけられない存在になっています。Espacioを倒せるか否かが、優勝を大きく左右することは間違いありません。

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千葉県代表 AC LUNA
同じ県のEspacioとしのぎを削る存在であるAC LUNA。2011年設立以来、関東大会には過去3度出場しています。レベルの高い千葉予選をくぐり抜けての出場はチームのポテンシャルの高さを感じさせます。
2014年、2016年の関東大会ではともに準優勝という輝かしい成績を残し、その強さは他のチームも記憶に新しいところです。
昨年は関東大会出場を回避した「バルサ」に代わっての繰り上げ出場の可能性もありましたが、これを辞退。今年開催されたコルツァカップで堂々の2位となり、満を持しての関東大会出場となりました。Espacioを追い落とすことができるか?

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東京都代表 BOSCO NEXT
2012年に設立されたBOSCO NEXTは、設立当初から関東大会に連続出場するなど高い実力を保つチームです。しかしその裏では様々な葛藤や苦難がありました。そうした紆余曲折を乗り越えたからこその芯の強さがこのチームにはあります。
東京都予選のリーグ戦ではオムハビユナイテッド、FCイグナル、サカラク08を寄せ付けず、15得点0失点の圧勝。決勝ではFEniceに1-0で勝利し、関東大会出場を決めました。
東京都予選から本大会までわずか3週間足らず。大勝した良いイメージを持ったまま、本大会に臨むBOSCO NEXT。明らかに脅威となる存在です。

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東京都代表 オレンジソックス
関東大会初出場となったオレンジソックス。東京都東久留米市を拠点に2009年から活動を続けている、東京のチームです。選手登録数は25名と大所帯。設立初期にSリーグ(埼玉県精神障害者フットサルリーグ)に参戦したり、埼玉県主催の大会に出場するなど、埼玉県とは縁の深い関係です。ぽるとカップには毎年コンスタントに出場。また地元の大会に出場したり、合宿を行ったりと、その活動は活発です。
東京都予選決勝では、練習試合なども行っているFCイグナルにPK戦の末勝利し、本大会出場権をもぎ取りました。橙脚の軍団は、本大会に旋風を巻き起こせるか?

 

神奈川県代表 FC PORT
言わずと知れた我らが「FC PORT」。設立10周年も間近な昨年はチーム最高成績の関東大会準優勝、そして全国大会準優勝を勝ち取りました。他県に比べ活動が低調な神奈川県のソーシャルフットボール活動を牽引する立場として、チーム初主催イベントを開催、積極的な対外試合を行うなど、昨年とは全く違う活気が、チーム内にはみなぎっています。
Espacio,BOSCO NEXTといったライバルチームとの練習試合で苦手意識を克服し、戦力、気力ともに過去最高のレベルで充実しているFC PORT。今大会では悲願の初優勝を狙います。

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前回大会の様子はこちら↓

 

組み合わせ決定!各グループ、実力伯仲の三つ巴!

予選リーグは3チームずつに分かれてのリーグ戦。3チームのうち1チームのみが敗退となります。
今回は7分ハーフのプレイングタイム(ボールがラインを割ったりファウルなどで試合が止まっている間は時計が止まる)で試合が行われるため、チームとしての総合的な体力が勝負のカギを握ります。ベンチに入れるのは交代選手含めて最大15人。交代メンバーが充実しているチームが有利になります。
そういう意味では、グループAでは選手登録の多いFC PORT、グループBではセレクション(選抜)チームである埼玉CAMPIONEにとって有利なレギュレーションと言えるでしょう。

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決勝トーナメントはA組の1位とB組の2位、B組の1位とA組の2位という組み合わせになります。
過去の戦績に照らし合わせれば、直近の大会で結果を残しているFC PORTと勢いのあるBOSCO NEXTがやや優勢ですが、関東大会に戻ってきた強豪AC LUNAも実力は拮抗しています。A組1位はどのチームにも可能性があり、読めない状況。
B組はEspacio、もしくは埼玉CAMPIONEの首位通過が予想されます。関東大会出場からしばらく遠ざかっていたオレンジソックスが後を追いかける展開か。

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連覇を狙うEspacioの行く手を阻むライバルたち

ソーシャルフットボール日本代表選手を4名擁するEspacio。7月にイタリアで行われた国際大会で大きな経験を積んできた選手から良い刺激を得て、チーム内の気力も充実。大会連覇に向け順風満帆です。そのEspacioを残る5チームが止めにかかる構図というのが今大会の大局。

近年急成長、苦手意識を完全に払拭した「FC PORT」
昨年の全国大会でEspacioに大敗し、準優勝に終わったFC PORT。初めての全国大会出場&決勝進出と、1-8という大敗劇。天国と地獄の両方を味わったこのチームは、この経験を通してチーム力、個々のメンタルともに大きく成長しました。
初戦は好敵手でもあるBOSCO NEXTとの対戦。相手GKの堅守とチームの気迫に気圧されず、身につけた自信を生かして自分たちの試合ができるかどうか。


地の利を生かせるか「埼玉CAMPIONE」
昨年の関東大会で予想外の順位に終わり、雪辱を誓う埼玉CAMPIONE。地元開催となった今大会、会場の「ウィングハット春日部」は蹴り慣れたホームです。3月にはプレ大会「さるサポカップ」を開催し、他のチームの情報も収集済み。
レギュレーションや予選リーグの試合順も味方につけました。ローテーションをうまく活用できるセレクションチームにとって「プレイングタイム制」は大きなアドバンテージ。また、予選リーグでは他の2チームが連戦なのに対し、埼玉CAMPIONEは1試合間が空くため休息を取ることができます。そしてEspacioと同組のため、仮に一度敗れたとしても決勝まで顔合わせはありません。
優勝に向けてこの上ないアドバンテージを得た埼玉CAMPIONE。悲願の優勝なるか。


勢いに乗る新生「BOSCO NEXT」
昨年の関東大会は3位と、わずかのところで全国大会の切符に手が届かなかったBOSCO NEXT。今季は監督を新たに迎え「新生BOSCO NEXT」として大会に挑みます。昨年のポルトカップでEspacioと対戦し、その時は0-2で惜敗したBOSCO NEXTですが、半年を経て、チーム内での気持ちも大きく変わってきています。
大会躍進の鍵はやはり初戦。東京都予選で見せた得点力で初戦のFC PORTに土をつければ、トーナメント進出への道は開けてきます。


2016年大会準優勝、復活の狼煙をあげる「AC LUNA」
2014年、2016年の関東大会で準優勝したAC LUNAの怖さを、出場チームはまだ忘れていません。昨年開催のコルツァカップでもEspacioを脅かす攻撃力を発揮し、その力は未だ健在です。
今大会でもその健在ぶりをアピールし、持ち前のチームワークの良さでFC PORT、BOSCO NEXTを追い詰め、決勝トーナメントへの道筋を立てたいところ。


怖いもの無しの挑戦者「オレンジソックス」
関東大会出場の経験がほとんどないオレンジソックスにとっては、またとないチャレンジの場。同組となった埼玉CAMPIONEは、かつてSリーグでも手合わせした間柄でもあり、また埼玉の地も全く慣れていないわけではありません。失うもののない挑戦者の立場であるオレンジソックス。思わぬ台風の目になるかもしれません。


今回の大会は、11月に開催予定のソーシャルフットボール全国大会(都内)に出場する関東選抜チームのセレクションも兼ねています。個人のアピールという意味でも、存分に大会でパフォーマンスを発揮し、次のソーシャルフットボール日本代表を目指して欲しいところです。

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ソーシャルフットボール関東大会2018は、2018年6月30日(土)「ウイングハット春日部」で開催されます。会場でぜひ、彼らを応援してください。

(了)

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